黒と白

究極の対峙をみせる、吸収の黒と放出の白

黒と白

創業者である先代の社長は、カラー印刷の普及で色の氾濫するなか、それでも基本は黒と白であると唱えた。

正反対の印象をもつ黒と白を微妙に使いこなしてこそ、商業印刷を完壁なまでの芸術の域に到達させることができる。

色彩は普遍のものだが、それをみつめる“目”は時代とともに変化していく。

見るものに様々な解釈をあたえる“黒と白”とは調和の世界の象徴ではないだろうか。